オブジェクト・オーディオ
映画音響の歴史
映画音響の歴史は、1926年に「ジャズシンガー」という映画でモノラル音声から始まりました。
その後、1977年に「スターウォーズエピソード4」でステレオ音声、1987年「バッドマン リターンズ」で5.1ch、2010年には「トイ・ストーリー3」で7.1chが登場しています。
最先端サラウンド技術「Dolby Atomos(ドルビー・アトモス)
このように、映画音響はチャンネル数を増やすことで、進化してきました。
しかし、今回ドルビーが開発したのは、オブジェクト・オーディオという考え方で、音響を制作する際に、X、 Y、 Zの次元座標データを加えた「オブジェクト」にしています。
劇場のどこにでも、音を配置したり移動させたりすることができます。
車のエンジン音、動物の鳴き声、波の音などそれぞれの音をどこにでも配置することができます。
Dolby Atomosを体験する
このDolby Atomos現在では全国20の劇場、22スクリーンに導入されている。
また、ブルーレイにも収録されているので、AVレシーバーとスピーカーを
導入されば家庭でも楽しむことができます。