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音作りに便利な「フィジカルコントローラー」

記事作成日:2017/12/07

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SeedAssist

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音作りに便利な「フィジカルコントローラー」

ボーカロイドなどが誕生して久しい今、

PCを使って机の上で曲を作るDTM(デスクトップミュージック)は

すっかりメジャーな存在になりました。

今回は、LogicやCubaseなどDAW(デジタルオーディオワークステーション)で

便利に使える「フィジカルコントローラー」のお話です。

フィジカルコントローラーって?

「フィジカルコントローラー」とは、簡単に言えばマウス以外で

ソフトウェアに情報を入力する機器。

たとえばこの、

DAWで曲を作るときよく見られる、「ピアノロール」の画面。

縦軸が音階(音の高さ)、横軸が音価(音の長さ)のマトリックス表になっていて、

クリックすると好きな音を入力することができます。

マウスでぽちぽち音を打ち込むのもいいですが、

全ての音が一定になってしまうので音楽的表現がつかない上に、時間がかかります。

そこで、もっと感覚的に入力できたらなあ…と思うようになってきます。

ピアノの音を鳴らすなら、実際に鍵盤を弾くように入力したほうが

手癖で発生する微妙な表現、音の長さや強弱がよりリアルに反映されますよね。

そんなときお役立ちなのがフィジカルコントローラー。

では主なフィジコンを紹介してみたいと思います。

色々なフィジカルコントローラー

【キーボード】

見た目のとおりピアノの鍵盤を模したコントローラーで、

一番よく目にする機会があるのではないかと思います。

シンセサイザーにも大概ついています。

ピアノは88鍵ですが、フィジコンにはトランスポーズ(移調)ボタンがついていたりするので、

実際よりもぐんと少ない25鍵や49鍵なんていうのも珍しくありません。

【パッド】

パズルゲームのようなちょっとかわいいインターフェース。

サンプラーについているイメージが強いです。

指でドラムの打ち込むときや、ものによっては和音やシーケンスなどを

アサイン(割り当て)することができる、便利なコントローラーです。

【フェーダー・つまみ】

ミキサーやシンセサイザーに大量にくっついていたりします。

オートメーションをリアルタイムで書いたりできるので、

DAWのミックス画面と連動させて使うことも。

細かい調整には欠かせません。

その他おもしろコントローラー

グローブ型コントローラー、「Mi.Mu gloves」を使ったこちらのパフォーマンス。

声にかかるエフェクターを手の動きで制御しているようです。

このコントローラーがなければ出せない音でしょう。

独特な音作りがされていて、とても素敵です。

PCひとつで曲が完成してしまう便利な世の中ですが、

そのぶん柔軟な発想力が失われがちになります。

固定概念にとらわれない制作をしていきたいとおもう今日この頃です。

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