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ナレーション収録って、どれくらいの時間が必要?

記事作成日:2018/06/20

記事を書いた人
山下 裕子

山下 裕子

ナレーション収録って、どれくらいの時間が必要?

ナレーションを録りたい。録音スタジオを予約しよう!
でも、この原稿を収録するには、どれくらいの時間がかかるの?
そのような疑問にお答えします。

「映像につけるナレーションが録りたいんですけれど・・・」

映像を見ながら収録する場合の目安はこんな感じです。

映像尺 5分(約1500文字)→スタジオ1時間
映像尺10分(約3000文字)→スタジオ2時間
映像尺15分(約4500文字)→スタジオ3時間

全部収録してから「通しチェック」をするだけでも、映像尺そのままの時間が掛かりますよね。10分ものを3回見ただけでも30分費やすことになります。それ以外にも、映像に合わせてナレーションのタイミングや尺を確認したり調整しながら収録することが多いので、必然的にこれくらいの時間が掛かると考えてください。

「サクッとナレーションを収録したいんですけれど・・・」

2000文字→スタジオ1時間

映像合わせ無しで音声だけを収録する場合には、よく「原稿尺の3倍の時間」と言われます。これは上手なナレーターさんがほぼ完璧に読まれて、ほんの僅かなリテイクをして、通しプレイバックをして、はいOK!という場合の目安と思ったほうがいいのかもしれません。

映像を見ながらの場合と違って「読みしろ」だけをサクサクと収録していく分、映像ありの時ほどの時間は掛からないことがほとんどですが、丁寧に収録をしようと思うと2000文字の原稿で1時間は見ておくと安心です。

「ラジオCMを録りたいんですけれど・・・」

20秒ラジオCMを3本収録→スタジオ1時間
(参考:20秒ラジオCM=約100文字)

ベーシックなナレーターひとり読み20秒CMを2~3本収録するとして、スタジオ1時間が目安です。効果音が多く入るような凝った作りのCMではもっと時間が掛かることもあります。また、これはあくまで「収録」だけのスタジオ時間です。CMの場合、録った音を整音したり、細かくバランスを取りなおしたり、Radi Pos(ラジポス:ラジオCMオンライン送稿システム)へアップロードしたり、という様々な作業が収録後に必要です。テレビCMの場合は「ラウドネス値」の調整もあります。スタジオ予約時には、このあたりの作業時間や費用面も確認することをお勧めします。

「予算がないから安いナレーターでやりたいんですけど・・・」

これは時に、計画通りにいかないことがあります。
安いナレーターさんというのは、まだキャリアが浅いことがあります。読み方の修正だったり、アクセントの修正だったり、なにかと収録時のリテイク箇所が多くなる傾向があります。その分、スタジオ収録に費やす時間は長くなります。一方でベテランのナレーターさんは、それなりのギャランティが必要ですが、やはりそれ相応のナレーションをしてくださいますので、収録作業は順調に進みます。こんな風に読んで欲しいといった要望にも即座に対応してくださることでしょう。その分、スタジオを使う時間も短くて済みます。つまり、「安いナレーター」ということだけを優先してしまったばかりにスタジオ費用が余計に掛かり、結果としては高くついてしまうということも起こりかねないのです。このようなことを踏まえた上で、収録スタジオやナレーター事務所へ最適なキャスティングをご相談されることをおすすめします。

ボイスクリーニングについて

収録した音声そのままでいいという案件もありますが、使用用途によってはリップノイズやブレス音などをカットした、更にクリーンな音声データが欲しいという場合もあると思います。弊社ではオプションで「ボイスクリーニング」をご依頼いただけます。その場合はナレーション収録に要した時間に対して同時間分(たとえば2時間の収録なら2時間分)のボイスクリーニング料(¥4,000/1時間・税抜)を別途頂戴します。ラジオCM収録の場合は編集料に含まれています。

まとめ

ナレーション収録に必要なスタジオ時間が何となく見えてきたのではないでしょうか?
録音を検討中の方は是非参考になさってください。

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