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ミックス、マスタリングもAI時代に突入

記事作成日:2018/07/19

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ミックス、マスタリングもAI時代に突入

人工知能搭載のプラグイン

人工知能搭載のプラグインをご存知でしょうか?

izotopeという会社から発売されているOzone8、NeutronはそれぞれマスタリングとミキシングをAIがおこなってくれる画期的なソフトウェアです。さらにお互いを連動させて使用するとさらに効果的に使用することができます。

Ozone8「Master Assistant」

Ozone8に搭載されているMaster Assistantは人工知能が自動的にマスタリングをおこなってくれる機能です。

先日、デモ版を使用してみたのですがかなりの高機能。マスタリング・エンジニアの仕事がなくならないか心配です…。

NEUTRON2「Track Assistant」

Neutron2に搭載されているこちらも人工知能が複数のトラックのEQ、コンプ、バランスなどを調整してくれる機能です。ミックスの経験のない人にはとても参考になるのではないでしょうか。

例えばギターがボーカルを、ベースがドラムをマスキング原因となったり、曇った音質を招く問題の原因となったり、あるいはミックスが詰め込みすぎの状態になる原因となりうる周波数を特定して修正することにより、各音を輝かせます。

まとめ

実際にOzone8、Neutron2を体験してみた感想は…
とにかくすごい!画期的なソフトだと思います。
ただ、ミックスはミックスエンジニア、マスタリングはマスタリングエンジニアに頼んだほうが間違いなくいいものができると思います。
現状、2つのソフトは「楽曲の構成をある程度最適化をする」、「ミックス、マスタリングをやったことない人が参考にする」という意味ではすばらしいと思います。
ただ、最終楽曲の印象を決めるのはミックス、マスタリングエンジニアそれぞれの耳、手癖などによるものです。
それがAI(人工知能)にとっては最適ではないと判断されたとしても人の心を動かすもの(楽曲)であれば正解なのです。
と、えらそうなことをいいましたが、こういうソフトを使いこなしながら自分の特徴を出していくことがエンジニアに必要になっていきそうです。

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