ナレーションとは?
ナレーションの使用領域
ひとくくりにナレーションといいますが、使用されている領域は様々です。
映画、テレビ番組、テレビCM、ラジオCM、WEB動画
街頭ビジョンやスーパーやドラッグストアなどの店内放送
電化製品などの機械の音声
最近では音声POPやサウンドサイネージといった広告媒体などなど
その領域はとても広いものです。
ナレーションって?
ではナレーションって何でしょう?
1 話し方。話法。話術。
2 映画やテレビで、登場人物の心理状態や、情景・筋などの説明。語り。
松村明編『大辞林』第三版, 三省堂.
大辞林ではこの様になっています。
1の「話術」にもある通り、普通の会話の話し方ではないことはわかります。
ナレーションは基本的に滑舌良く、日本語アクセントなどの基礎を身につけた人がおこないます。
それはアナウンサーではないのか??ということになります。
アナウンスはニュースの様な情報や連絡事項を、滑舌良く、標準語アクセントで話すことをいいます。
ただ、ナレーションはこれとは少し違います。
2の「映画やテレビで、登場人物の心理状態や、情景・筋などの説明。語り。」
とありますが、これでもわかる通り、登場人物ではないが、
その人物の心理状態や情景を語るのであれば、その作品とまったく別の場所にいるわけではないということです。
ということはアナウンスの様に情報、連絡事項を伝えるということだけではなさそうです。
ナレーションとはアナウンスの基礎である滑舌やアクセントを守りつつ、
アナウンスよりも作品との距離が近い話し方ということになりそうです。
いいナレーションとは
私は普段ラジオCMのナレーションを収録することが多いのですが
CMによっては限りなくアナウンスに近い情報を伝えることを目的としたものもあります。
ただ、それでも声の高さや抑揚、間の取り方などで聞こえ方は大きく変わってきます。
さらに、上手なナレーターさんは作品との距離感のとり方が上手な人だと感じています。
作品や訴求対象に寄り添い、心理状態、情景を表現しながら正確に情報を伝える。
これが良いナレーションだと考えています。
この度、シードアシストではこのナレーションをWEBで販売する
「ファストボイス」サービスを開始しました。
色んな場面で大きな力になるナレーションを是非ご活用ください。