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デジタルクワイア

記事作成日:2019/07/17

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昨今音楽業界で話題になっている技術にデジタルクワイアというものがあります。

「デジタルクワイア」直訳するとデジタルの聖歌隊という意味です。

 

デジタルクワイアの技術とは

デジタルクワイアのはじまりは、「Prismizer」というソフトができたところから始まります。

Francis and the Lightというアーティストが開発しました。

※↓こちらの曲を聴いてみてください。

声の加工がとても美しいですよね。

ここ10年ぐらい音楽業界の主流であったオートチューンとも違う多面的な響きといった感じでしょうか。

キーやコード進行をリアルタイムで解析して和音にして多重コーラスを生み出すことができるソフトです。

 

デジタルクワイアを使用した楽曲

デジタルクワイアを使用した楽曲はどんどん増えています。

日本でも使われるようになってきています。

有名な曲ですと米津玄師の「海の幽霊」

冒頭の歌いだし「あけ放たれた~ 」からいきなり多重コーラスが入ります。

初めて聞いたときは「うわ~」と声がでました。

めちゃくちゃ美しいですね。一発で好きになりました。

米津さんは自分の声の特性をとても深く理解して歌っていると感じていましたが

こうやって強めの加工をしてもその良さはなくならないですね。(えらそうにすみません…。)

さらに、サビでの一気にその多重性が増していきます。すばらしい~。

 

デジタルクワイアを作るためには

ではデジタルクワイア処理はどうすればいいのでしょうか。

今のところPrismizerのソフトウェアは販売になっていないようですし、オートチューンのような

専用ソフトも発売されておりません。(そのうち発売されそうですが)

その中で一番Prismizerに近そうなものがiZotopeのVocalSynthではないかと思います。

https://www.izotope.com/en/products/create-and-design/vocalsynth.html

このソフトはロボットボイスやボコーダー、ハーモニー生成機能などがひとつにまとまっており

それを組み合わせて今までにない声の加工ができそうです。

私も勉強して作れるようになりたいと思います。

 

 

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