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Dialogue Match

記事作成日:2019/11/14

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音声業界にもAI技術が進んでいる昨今、こういうソフトが発売されました。

Dialogue Match

アメリカの音声技術メーカーiZotope。

以前コラムにも書きましたが、AI(人工知能)によるミックスをおこなうNeutronや、マスタリングのOzoneなどを発売している会社です。そのiZotopeから、これもAIによるポストプロダクション向けのプラグイン、Dialogue Matchが発売されました。

 

どんなプラグイン?

簡単に言うと違うシチュエーションで録音した音を違和感なくつなげてくれるプラグインです。

種類の違うマイクで録った音や、いろんな場所で録音した歌やナレーションなどの音質を合わせる作業時間を圧倒的に短縮できます。

部屋の残響などが乗っている素材から、リバーブ成分を分析し、そこから反映したい素材に対してリバーブを掛け合わせます。

 

どういう時に便利か

ナレーションを収録したけど、次の日になってもう一度聴いてみたら、1部間違っていて録り直さなくてはいけなくなった。こういう時に便利かと思います。

本来であれば同じスタジオで同じマイクを同じセッティングをして再収録するのが普通ですが、これを違う環境で収録しても同じスタジオで録音したかのような音に仕上げることができます。(限度はありそうですが)

まとめ

とにかく今まで不可能だったり、時間が掛かっていた作業の短縮ができるので、便利で画期的なプラグインといえると思います。

ポストプロダクションの定番ツールになりそうなDialogue Match、私も導入を検討しています。

 

 

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